よくある質問についてお答えいたします。
薬について
Q1. 処方薬と市販薬の違いはなんですか?
処方薬と市販薬の一番の違いは、よく効くかそうでないかです。
理由は、処方薬は有効な成分も市販薬に比べても多いですが、同時に副作用のリスクも高くなってしまいます。その不安点を医師が判断し、その人にあった適切な薬を処方するからです。一方、市販薬は、誰が飲むか分からないので、安全性を第一に考えられて作られています。
効果も低めなのと同時に副作用のリスクを抑え、誰が飲んでも危険の少ないものに成分を調整しています。
Q2. 市販薬は高い方が効果が高いのでしょうか?
もし、効果が同じで値段の安いものがあるのであれば安い方を選ぶことをお勧めします。実際のところ市販薬は価格と効果が比例するとは言い難く、有名な市販薬は広告費などが含まれる分高くなってしまう場合があります。
Q3. 処方薬と市販薬を一緒に飲んでいいでしょうか?
治療中などで処方薬を服用しているときに市販薬を合わせて飲むことはしないでください。副作用を起こしてしまう危険性があります。
Q4. 薬に錠剤、カプセルなど種類があるのはなぜですか?
全ての薬の種類や形状には目的と意味があります。薬は目的に応じて効果が高くなるように計算されているからです。
Q5. ジェネリック医薬品とはなんですか?
先発医薬品(新薬)と同じ成分で同じ効果が期待できる厚生労働省に認可された医薬品です。
新薬には、薬の研究開発や有効性と安全性を証明するために費用が掛かっており、それらを加味した金額設定にされているため高額になってしまいます。新薬の特許期間は20年から25年ほどになりますが、これが過ぎると他の製薬会社によって同じ成分の薬を安く製造できるようになります。この薬がジェネリック医薬品(後発医薬品)です。
特徴としては、安価で新薬と同等の効果を得られることです。成分は新薬と同じですが、製造方法や原薬、添加物などが異なる場合があります。
メリット
新薬と同じ効果の薬を安く購入し使用できます。また、新薬よりも小型化や剤型の変更などの改良がされているので、自分にあった飲み方を選びやすいです。
デメリット
一部の医療従事者からは、ジェネリック医薬品は新薬とは製造方法や添加物に違いがあるとの指摘があり中には発がん性や安全性を疑う声もあるというものです。もちろんすべてのジェネリック薬品がそういった不安要素があるものではありません。心配に感じる方は、オーソライズドジェネリックをお勧めします。
Q6. 家庭常備薬は何を選べばよいでしょうか?
最低限備えておくのは以下の薬が良いでしょう。
- 風邪薬
- 整腸剤
- 総合胃腸薬
- 解熱鎮痛剤
- 虫刺されや痒みに効く塗り薬
- 傷に塗る塗薬
- 湿布薬